漏電や電気の使い過ぎを防いでくれるブレーカー。
日常的に使うものではありませんが、安全に電化製品を使う上で欠かせない存在です。
✓ ブレーカーが頻繁に落ちる
✓ ブレーカーを取り付けてから10年以上経過している
✓ ブレーカーから異音がする
✓ ブレーカーから焦げ臭いニオイがする
そんな症状や問題が起きた場合は、ブレーカーを交換するのが良いでしょう。
今回は、ブレーカーの種類や故障しているかどうかの確認方法をご紹介します!
ブレーカーの種類と役割
ブレーカーとは分電盤のスイッチのこと。
(※分電盤とはブレーカーが入っている機械全体のことです)
そのスイッチは全部で3種類あって、それぞれ役割も異なります。
①アンペアブレーカー(契約ブレーカー)
電力会社と契約しているアンペア数(電気の量)を超えた場合に、建物に送られている電気を遮断する役割があります。
アンペアブレーカーが頻繁に落ちるのはアンペア数が足りていないのかもしれません。
その場合、電力会社に相談して契約内容を変更するのも方法の一つです。
②漏電ブレーカー
家のどこかで漏電が起こった場合に、電気の流れを止めてくれる漏電ブレーカー。
漏電とは名前の通り、電気が漏れて本来通るべきルートを外れて流れることです。
漏電ブレーカーがきれている場合は、家の中で漏電が起こっているサイン。
漏電を放置すると感電や火災につながるので早急に業者に相談しましょう!
③安全ブレーカー(回路別ブレーカー)
安全ブレーカーには、各部屋で決められた電気を必要以上に使った場合、電気の流れを遮断する役割があります。
階ごとやトイレ・お風呂などで回路が分かれています。
『消費電力の激しい大きい電化製品を同時に使ってブレーカーが落ちた』という場合は、
こちらの安全ブレーカーが機能しているからなのです。
何度も同じ箇所が落ちる場合は、工事をして回路を増やすことが可能です!
漏電しているかも?!確認方法を紹介
漏電ブレーカーが落ちている場合は、家のどこかで漏電しているケースが考えられます。
はじめに全てのブレーカーを落とし、一つずつ電源を入れていきます。
電源が入らないブレーカーがあれば、その箇所が漏電していると考えられるでしょう。
漏電の場合は何度ブレーカーを上げても切れてしまうため、原因箇所を特定することが可能です。
ただし漏電は、知識がないまま下手にいじってしまうと、感電などのリスクもあるため、
プロに任せるのが一番です。
自己判断では絶対に対処しないようにしましょう。
ブレーカーの修理・交換は弊社にお任せあれ!