大雨で家が冠水したらブレーカーを切る?触ってはいけない状況とは

3秒でいうと:床や分電盤の周囲まで水が来ているなら、ブレーカーを切るために水へ入ってはいけません。電気設備へ触れず、避難と安全確保を優先してください。

状況によって、行動が変わります

まだ浸水しておらず、避難まで余裕がある

  • 自治体の避難情報を優先する
  • 安全にできるなら電気機器を停止し、プラグを抜く
  • 安全に操作できる場合は、避難時に主幹ブレーカーを切る
  • EV充電を停止し、屋外設備へ近づかない

床・コンセント・分電盤周辺が濡れている

  • 冠水した床へ入らない
  • 分電盤、コンセント、家電へ触らない
  • 濡れた手で電気設備を操作しない
  • 安全な経路で避難する

「ブレーカーを切らなければ」と思っても、分電盤まで行く行為自体が危険になる場合があります。迷ったら、操作よりも離れることを優先します。

水が引いたあと

  • 乾いて見えても、そのまま再使用しない
  • 浸水した配線、コンセント、分電盤は電気工事業者へ
  • 家電はメーカーや販売店へ
  • 点検を受けてから復電する
  • 太陽光設備の破損した配線やパネルへ触れない

乾けば使える、とは限らない

泥、塩分、水分が設備の内部に残ることがあります。見た目が乾いても、絶縁性能が低下して漏電や火災につながる可能性があります。ドライヤーなどで乾かして試運転するのも避けてください。

冠水しやすい電気設備

  • 低い位置のコンセントと電源タップ
  • 屋外コンセント、門灯
  • エアコン室外機
  • EV充電設備
  • 防犯カメラ用の電源・接続箱
  • 地下や低い場所にある店舗設備、ポンプ、冷蔵設備

トモネの「ここ注意!」

水が来てからブレーカーを切りに行くのは危険。迷ったら触るより、まず離れよう。

専門家へ伝えるとよいこと

  • 水がどの高さまで来たか
  • 河川水、海水、下水など分かる範囲
  • どの設備が浸かったか
  • 停電やブレーカーの動作状況
  • 太陽光、蓄電池、EV設備の有無

平時にできる備え

  • ハザードマップを確認する
  • 分電盤と重要設備の位置を把握する
  • 屋外設備の設置高さと排水を見直す
  • 店舗では重要設備と停止手順を一覧にする

次はどれを知りたい?

参考:経済産業省「建築物における電気設備の浸水対策」NITE「災害復旧時の製品事故で気を付けるポイント」

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