3秒でいうと:延長コードは「コンセントを増やす工事」の代わりにはなりません。定格、配線場所、束ね方、接続する機器を誤ると、発熱・転倒・断線・火災の原因になります。
差し込み口が増えても電気容量は増えない
テーブルタップに空きがあっても、コードや壁の回路には使える電力の上限があります。厨房機器、ヒーター、ドライヤー、電子レンジなど大きな電力を使う機器を重ねると、コードや接続部が熱くなることがあります。
店舗で起こりやすい使い方
- 冷蔵庫の裏でコードを長期間差しっぱなし
- コードリールを巻いたまま使用
- 通路や扉の下へ配線
- 棚や家具でコードを挟む
- タップへ別のタップをつなぐ
- 水や油の近くで室内用コードを使用
トモネのここ注意
延長コードは細い道。差し込み口がたくさんあっても、道そのものが広くなったわけじゃないよ。
掃除と点検ができる配置に
ほこりがたまり、プラグが半抜けになっても見えない場所は危険に気づきにくくなります。清掃できる、目視できる、足を引っ掛けない場所へ配線し、熱・変色・におい・傷を定期的に確認します。
仮設が常設になっていない?
開業時の仮配線が、そのまま何年も使われる例があります。機器の位置が決まったら、必要な場所へ適切な回路とコンセントを計画します。特に業務用機器は、メーカーが専用回路や接地を指定していないか確認してください。
工事前に伝えること
- 機器の型番と台数
- 同時に使う組み合わせ
- 営業時間と連続使用時間
- 水・熱・油がある場所
- 客やスタッフの動線
- 将来追加する設備
固定配線やコンセントの増設は、電気工事士へ依頼します。
